2012年05月25日
三重県伊勢市「あかだま寿司」
2012-No.42【No.1085】
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旅に出てその土地の地魚を「鮨」で頂くのも大きな楽しみの一つである。今回も志摩でのランチ鮨を計画していたが、その日は朝から強い風雨の為、バイクでの志摩行きを断念し、伊勢市内で鮨店を探す事にした。
そして、昨年の伊勢参りの時に宴会場となった店の近くの古いアーケード商店街の中の「あかだま寿司」にお邪魔する事にした。
暴風雨の中の移動にアーケードは嬉しいが、このエリアも又、シャッターを降ろした商店が目立つ。昭和の時代に賑わった街並で、今はひっそりとした、何処の町にも見られるちょっと淋しい風景だ。
そんな商店街の中、「あかだま寿司」は創業42年、旧店舗の隣りに新装開店3年の外観も良い感じだ。店に入ると奥の座敷の宴会以外の客はなし、カウンターに座り、先ず店主にビールをお願いする。
メニューを見ていると、店主が話しかけてくれた。「どういたしましょうか？」「少し切って（刺身）、握りも頂きたい」というと「ご予算を云って頂ければ、お幾らでもそれでやります」との嬉しい言葉。値段を告げて、地元も魚をメインにお願いすると快く受けてくれた。
先ず小鉢で「赤貝のウロ漬」、珍しい珍味に直ぐに日本酒に移行する。刺身は「みる貝」「いさき」「鰹」。出された「醤油」は濃い伊勢醤油、これが驚く程、旨く、お土産に買って行こうと思った。珍しいネタに酒が進む。
握りは「みる貝」「鯖」「鰯」「ほうぼう」「鰻」「赤貝」「赤貝の紐（手巻き）」「キハダ鮪」「玉子」。どれも丁寧で良い仕事がされており、お腹いっぱい、地元で上がった本日の魚貝類を堪能出来た。
酒は四日市のキンミヤ「宮の雪」、石川県白山の「菊姫（純米金敘）」と北海道では中々、ありつけない珍しい銘酒も頂く事が出来た。
お会計も予め予算を告げていたので、安心で明瞭。店主の旅行者の扱いも上手な会話に旨く楽しい鮨を頂く事が出来た。店主に再来を約束し、満足して店を後にした。
続きがあります！
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●あかだま寿司
所在：三重県伊勢市一之木2-2-18
電話：0596-24-4014
時間：10:30〜22:00
定休：月曜日
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●あかだま寿司
所在：三重県伊勢市一之木2-2-18
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