2006年11月07日
増毛町「すが宗」
2006-No.115【No.406】
ミシュランガイド北海道版2012
ビブグルマン獲得店
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「春に濃昼茶屋(ごきびるぢゃや)が閉店してしまった」といニュースが飛び込んで来て、真偽を確かめに「濃昼」まで走ったのが7月8日だった。既に暖簾はなく入り口に閉店を知らせるの張り紙がしてあった。
閉店したという話を聞いたと同時に「夏辺りから留萌か増毛で濃昼茶屋の店主だった菅原豊氏が再び寿し店をはじめる」と言う情報も得ていたが、その時は場所も名前も解らなかった。後に知った事なのだが、私が「濃昼」までバイクで走った3日前の7月5日に増毛(ましけ)町で「すが宗」がオープンしていた。
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「春に濃昼茶屋(ごきびるぢゃや)が閉店してしまった」といニュースが飛び込んで来て、真偽を確かめに「濃昼」まで走ったのが7月8日だった。既に暖簾はなく入り口に閉店を知らせるの張り紙がしてあった。
閉店したという話を聞いたと同時に「夏辺りから留萌か増毛で濃昼茶屋の店主だった菅原豊氏が再び寿し店をはじめる」と言う情報も得ていたが、その時は場所も名前も解らなかった。後に知った事なのだが、私が「濃昼」までバイクで走った3日前の7月5日に増毛(ましけ)町で「すが宗」がオープンしていた。
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秋も深まり今年最後のバイクツーリングでこの「すが宗」を目的にして、やっと行く事が出来た。札幌から片道約100キロの道程だ。
店主の「菅原豊氏」は「濃昼茶屋」をオープンする前は札幌の中の島で「仲寿し」を経営されており、現在の「仲寿し」は二代目、ススキノで5本の指に数えられる「薄野仲寿し」は先代からの暖簾分けと聞く。
天気は良かったのだが気温が上がらす最高気温は14度前後だが、長いトンネルを除き快適に走り目的地の増毛町に到着した。バイパス道路から回り込んで海に抜けてしまい、住所を手がかりに店を発見。あの有名な最北の酒蔵「国稀」の斜め向かいと言う良い場所だった。
高鳴る胸を抑えつつ店に入ると4人掛けテーブルが2つと2人掛けテーブルが2つでカウンター無しの予想外の客席だったが、古い漁師町の雰囲気で落ち着いた感じだ。幸運な事に2人掛けテーブルが一つ空いており、相変わらす笑顔が素敵な女将さんに促されて席に着く。
女将さんに「4、5年程前に5回ほど濃昼茶屋にお邪魔した事があるんですよ〜」とお話しすると、「はい、濃昼のお客さんだと御見受けしましたよ」と嬉しいお返事。バイクなので飲めないのが残念だが「やすけ握り」をオーダー。
先ず「マイタケと鶏とエビの土瓶蒸し」が出てきた。「なまら旨い!」少々、寒い身体に嬉しい。
暫くして「やすけ握り」が運ばれて来たのだが、その握りは「なまら美しい!」と見惚れる程だ。本日は「煮たこ、ぼたん(トヤマ)えび、蝦夷あわび、イクラ、うに、はまち、中とろ、ほたて、づけ、ほっき、玉子」の11貫だ。
口の中でとろける脂の乗った「はまち」と「とろ」、身が厚く甘い「ほたて」と「えび」、上品な磯の香りの「ほっき」と「うに」、最高の仕事が施された「づけ」、絶妙に漬け込まれた旬の「イクラ」、分厚い「あわび」、看板素材で驚くほど柔らかい「煮たこ」、あっさりとシンプルで旨い「玉子」。
もう、何も言う事なしだ。全部が全部「なまら旨い!」。そして、握りが美しい、ネタの切り口が美しいのだ。寿司職人として、札幌でその頂点を極め、前浜であがった魚を料理する磯料理処を経て再び握る。もう完全に「職人技」の領域である。
これぞ究極の握りを堪能し、大満足で店を後にした。来年は増毛に泊まり、日本酒で刺身や和食(しょっつる鍋など)、そして寿司を頂きに来たいと思う。
●すが宗
所在:増毛町稲葉町1丁目8番1号
電話:0164-53-3540
時間:11:00〜20:00
定休:水曜
※「なまら旨そう!」と思われた方は・・・
是非とも をクリックしてください。
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店主の「菅原豊氏」は「濃昼茶屋」をオープンする前は札幌の中の島で「仲寿し」を経営されており、現在の「仲寿し」は二代目、ススキノで5本の指に数えられる「薄野仲寿し」は先代からの暖簾分けと聞く。
天気は良かったのだが気温が上がらす最高気温は14度前後だが、長いトンネルを除き快適に走り目的地の増毛町に到着した。バイパス道路から回り込んで海に抜けてしまい、住所を手がかりに店を発見。あの有名な最北の酒蔵「国稀」の斜め向かいと言う良い場所だった。
高鳴る胸を抑えつつ店に入ると4人掛けテーブルが2つと2人掛けテーブルが2つでカウンター無しの予想外の客席だったが、古い漁師町の雰囲気で落ち着いた感じだ。幸運な事に2人掛けテーブルが一つ空いており、相変わらす笑顔が素敵な女将さんに促されて席に着く。
女将さんに「4、5年程前に5回ほど濃昼茶屋にお邪魔した事があるんですよ〜」とお話しすると、「はい、濃昼のお客さんだと御見受けしましたよ」と嬉しいお返事。バイクなので飲めないのが残念だが「やすけ握り」をオーダー。
先ず「マイタケと鶏とエビの土瓶蒸し」が出てきた。「なまら旨い!」少々、寒い身体に嬉しい。
暫くして「やすけ握り」が運ばれて来たのだが、その握りは「なまら美しい!」と見惚れる程だ。本日は「煮たこ、ぼたん(トヤマ)えび、蝦夷あわび、イクラ、うに、はまち、中とろ、ほたて、づけ、ほっき、玉子」の11貫だ。
口の中でとろける脂の乗った「はまち」と「とろ」、身が厚く甘い「ほたて」と「えび」、上品な磯の香りの「ほっき」と「うに」、最高の仕事が施された「づけ」、絶妙に漬け込まれた旬の「イクラ」、分厚い「あわび」、看板素材で驚くほど柔らかい「煮たこ」、あっさりとシンプルで旨い「玉子」。
もう、何も言う事なしだ。全部が全部「なまら旨い!」。そして、握りが美しい、ネタの切り口が美しいのだ。寿司職人として、札幌でその頂点を極め、前浜であがった魚を料理する磯料理処を経て再び握る。もう完全に「職人技」の領域である。
これぞ究極の握りを堪能し、大満足で店を後にした。来年は増毛に泊まり、日本酒で刺身や和食(しょっつる鍋など)、そして寿司を頂きに来たいと思う。
●すが宗
所在:増毛町稲葉町1丁目8番1号
電話:0164-53-3540
時間:11:00〜20:00
定休:水曜
※「なまら旨そう!」と思われた方は・・・
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